2012年6月27日水曜日

モリアオガエル



3か月ぶりに書いています。
開いていただいていた皆さまに、まずはお詫びします。

春先から、なんだか多忙でして…。言い訳は、ともかく本題に。


偶然見かけた深夜のテレビで、モリアオガエルの産卵が今月下旬まで観察できると知りました。
それがまた、家族でよく行く、行きつけの森「大野自然観察の森」で、見られるということで。

先日、ちびっこを連れて行ってみたのです。

森には、森の先生(職員の方)が、おられるのです。
その先生が、実に親切で優しい方でして、
せっかく来たちびっこに、カエルを見せようと努力していただき、
ついには、捕まえて手のひらに乗せて見せていただいたのですよ。

これは、その時の写真です。


わたくしも、ちびたちも、家内も、
モリアオガエルを見るのは、初めてで(わたくしについては、多分)、
とても美しいカエルで、感動しました。


産卵自体は、終わっていたのですが、
池の上に延びる木の枝に、白い袋のようなものがたくさんぶらさがっていました。



そこで孵化したオタマジャクシが、自然とポインっと池に落ちていくという仕組みです。

なんとも、自然は上手にできているものだなと感心したのでありました。


梅雨入り前に、
いつもの浜(瀬戸内海)で、泳いだわたくしたち家族、
梅雨のさなか、小雨降る森で、
たっぷりと、マイナスイオンを吸収したのでした。


有り難うございます。









2012年3月24日土曜日

父親が生きた時間


49年11か月
父親が生きた時間

自分も、その時間が近づいてきた。

近づくにつれ、緊張感が高まる。
どうということはないと、分かっているのだが、
それ以上、生きられるだろうかという、闇の中から囁かれるような不安。


もっと、生きたかったに違いない。
オレや嫁と、酒が飲みたかったと思う。


母親が、大病を患ったとき、
父親は、自らの命を天に差し出すかのように、必死で看病した。

父親の願いは、天に届き、母親は、助かった。

約束を果たすかのように、逝ってしまった父親。

男の役割とは、
家族のために、命を差し出すこと。
ダイイングメッセージのようだ。

家族を護るためなら、いつでもその用意は、ある。

そんなふうに、考えていると、
考えているからかな、緊張感が、高まる。






















2012年2月6日月曜日

寂しんぼ

寂しい
おとなのくせに

おとなだって
おとなだからこそ
いろいろ悩むときが あるでしょう

たいていのことは
自分の頭で考えて 何とかしてきました

どうしようかなって思ったとき
聞いてくれるひと
できれば 年上のひとがいいよね

はてさて
年上で 話をきいてくれるひと
歳をかさねるほど 少なくなるよね


寂しいなあ





2012年1月13日金曜日

真のプロが、
アマチュアリズムで、イメージするもの



たやすくないぜ





2012年1月12日木曜日

美しく

美しい画を描こうと思っています。

美しい画は、
そう想いながら描いたら、描けますか。



我を削ぎ落として、
意図的な意思を無にした時、
偶然、たまに描けるのかな…。




美しいということ

短い文にしようと思いながら、書きます。

美しいということ

仕事師の作業着
豪華な家

ストイックに描いた家

美しい絵が描ける人の瞳







2011年12月24日土曜日

サンタクロース

小学4年の息子は、今でも本気で、サンタクロースの存在を信じている。
いくら友だちに、「サンタなんていないんだぜ」とか、「サンタクロースは、お母さんなんだよ」と、言われても。

今年のクリスマスイブ彼は、自宅から100km離れた、おばあちゃん家に行くことになった。
おばあちゃんは大好きだし、そこへ行くことに何の不満もなく、楽しみにしている。
だが、彼には心配があった。
それは、サンタさんが、おばあちゃん家を知っているだろうかということだ。

結論として分からないかもしれないと考えた彼は、クリスマスイブの前夜にサンタさんを呼ぼうと考えたらしい。
そして、念力をかけた。
サンタさん、ぼくの家には、きょう(23日)来てください。と。

息子は、念力が通じたらしく、
希望したプレゼントを持って、今、義父母の家に居る。

ある日、学校で先生(女性・独身)に、聞いたらしい。
「先生、サンタさん、おばあちゃん家分かるかな」。
すると、周りから先の友だちたちの声。
それを聞いた先生、
「サンタさんはね、サンタさんのことを信じていない子の処には来ないの。それじゃあ可哀想だから、サンタさんに変わって、お母さんやお父さんがプレゼントを置いてくれるのよ。」と。
ナイスフォロー、素晴らしい。
わたくしは、先生の感性に感心した。
そして、それはまた、真実だから…。