老犬は、眠っている。
それはそれは、穏やかな顔で。
きょうは、少し仕事を積み上げることができた。
こんなにも、仕事(生活)に苦しんだことが、かつてあっただろうか。
コツコツとまじめに取り組まなければ、いつまでたっても終わらない。
焦ればあせるほど、能率が落ちているようだ。
寒い朝、部屋の暖房を付けたままにしてやった。
温度・風量は控えめに。
老犬は、眠っている。オレのソファで、背をまるくして。
両足を、顔の前に揃えて。
老犬だって、辛いのだ。もう、あちらこちら弱っている。
眠っていることが、仕事なのだ。誰も、責めることはできない。
またあした仕事を、1ミリでも前に進めよう。
デザインで、社会に貢献するために。
仕事をしよう。
ほんの少しだけど、癒しの時を貰ったではないか。感謝。
2011.1.28
2011.1.29 加筆