2015年6月18日木曜日

自邸


人様から依頼を受けて、プレゼン用の模型を作っている相棒の傍らで、
そこそこ準備しなけれればならないシゴトを机に広げつつつい、
自邸の設計に熱中していて、ふと気がつきました。
あ、そうか、一生懸命考えているけど、
これって一銭にもならないんだ!
やばいな。

相棒が描いた我が家のプランを見ながら、
相棒の考えや好みを読み解きつつ、
オレは、こうしたいんだ!というプランを描いている。

過去最高に難しいよ、相棒へプレゼンすること。

何せ去年から離婚を迫られ、
最近ようやく相棒が描いたプランに、
自分とこどもと相棒のスペースがあることを見て、安堵したばかりだからなぁ。

オレはこうしたいなどと、そもそも未だ言える立場ではないのではと、考えてしまう。
そんな状況で、これ描いて、どうなるのかな。
金にもならないし。

まいったなぁ…。

だけど、建築家の端くれとして、
譲れない部分もあるんだよなぁ。

究極のローコスト、ローテク。コンクリートの小屋。
こんな納まり他人様の家じゃ絶対描けない、そんな家描いているんだ。
楽しみでしょう。(事情はさておき)

はたして、どうなることやら。


 

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