2012年3月24日土曜日
父親が生きた時間
49年11か月
父親が生きた時間
自分も、その時間が近づいてきた。
近づくにつれ、緊張感が高まる。
どうということはないと、分かっているのだが、
それ以上、生きられるだろうかという、闇の中から囁かれるような不安。
もっと、生きたかったに違いない。
オレや嫁と、酒が飲みたかったと思う。
母親が、大病を患ったとき、
父親は、自らの命を天に差し出すかのように、必死で看病した。
父親の願いは、天に届き、母親は、助かった。
約束を果たすかのように、逝ってしまった父親。
男の役割とは、
家族のために、命を差し出すこと。
ダイイングメッセージのようだ。
家族を護るためなら、いつでもその用意は、ある。
そんなふうに、考えていると、
考えているからかな、緊張感が、高まる。
2012年2月6日月曜日
寂しんぼ
寂しい
おとなのくせに
おとなだって
おとなだからこそ
いろいろ悩むときが あるでしょう
たいていのことは
自分の頭で考えて 何とかしてきました
どうしようかなって思ったとき
聞いてくれるひと
できれば 年上のひとがいいよね
はてさて
年上で 話をきいてくれるひと
歳をかさねるほど 少なくなるよね
寂しいなあ
おとなのくせに
おとなだって
おとなだからこそ
いろいろ悩むときが あるでしょう
たいていのことは
自分の頭で考えて 何とかしてきました
どうしようかなって思ったとき
聞いてくれるひと
できれば 年上のひとがいいよね
はてさて
年上で 話をきいてくれるひと
歳をかさねるほど 少なくなるよね
寂しいなあ
2012年1月13日金曜日
2012年1月12日木曜日
2011年12月24日土曜日
サンタクロース
小学4年の息子は、今でも本気で、サンタクロースの存在を信じている。
いくら友だちに、「サンタなんていないんだぜ」とか、「サンタクロースは、お母さんなんだよ」と、言われても。
今年のクリスマスイブ彼は、自宅から100km離れた、おばあちゃん家に行くことになった。
おばあちゃんは大好きだし、そこへ行くことに何の不満もなく、楽しみにしている。
だが、彼には心配があった。
それは、サンタさんが、おばあちゃん家を知っているだろうかということだ。
結論として分からないかもしれないと考えた彼は、クリスマスイブの前夜にサンタさんを呼ぼうと考えたらしい。
そして、念力をかけた。
サンタさん、ぼくの家には、きょう(23日)来てください。と。
息子は、念力が通じたらしく、
希望したプレゼントを持って、今、義父母の家に居る。
ある日、学校で先生(女性・独身)に、聞いたらしい。
「先生、サンタさん、おばあちゃん家分かるかな」。
すると、周りから先の友だちたちの声。
それを聞いた先生、
「サンタさんはね、サンタさんのことを信じていない子の処には来ないの。それじゃあ可哀想だから、サンタさんに変わって、お母さんやお父さんがプレゼントを置いてくれるのよ。」と。
ナイスフォロー、素晴らしい。
わたくしは、先生の感性に感心した。
そして、それはまた、真実だから…。
いくら友だちに、「サンタなんていないんだぜ」とか、「サンタクロースは、お母さんなんだよ」と、言われても。
今年のクリスマスイブ彼は、自宅から100km離れた、おばあちゃん家に行くことになった。
おばあちゃんは大好きだし、そこへ行くことに何の不満もなく、楽しみにしている。
だが、彼には心配があった。
それは、サンタさんが、おばあちゃん家を知っているだろうかということだ。
結論として分からないかもしれないと考えた彼は、クリスマスイブの前夜にサンタさんを呼ぼうと考えたらしい。
そして、念力をかけた。
サンタさん、ぼくの家には、きょう(23日)来てください。と。
息子は、念力が通じたらしく、
希望したプレゼントを持って、今、義父母の家に居る。
ある日、学校で先生(女性・独身)に、聞いたらしい。
「先生、サンタさん、おばあちゃん家分かるかな」。
すると、周りから先の友だちたちの声。
それを聞いた先生、
「サンタさんはね、サンタさんのことを信じていない子の処には来ないの。それじゃあ可哀想だから、サンタさんに変わって、お母さんやお父さんがプレゼントを置いてくれるのよ。」と。
ナイスフォロー、素晴らしい。
わたくしは、先生の感性に感心した。
そして、それはまた、真実だから…。
2011年12月17日土曜日
10年前の雑誌
10年前まで、近所に街の本屋さんがあった。
その本屋さんの店主が、バイクに乗ってひょこっと事務所に入ってきた。
なんだろうと思った。10年ぶりの再会である。
手袋を外した手には、一冊の雑誌…。えっ、なんだろう。短時間の内に疑問符が、頭の中を駆け回る。
「整理しよったら出てきたけ、持ってきた。あげる。」
10年前初めて建築雑誌に、自らが設計した住宅を掲載してもらった。
住宅建築2001年4月号。
受け取った雑誌は、まさにその雑誌。
(えっ、どおして…)
「知っとっちゃったの?」
「うん、記念に取っておいたのだけど、整理せんといけんようになったけぇ、持ってきた。」
少年の頃から、本を買うといえば、あの本屋さんだった。
月刊誌だけでも何十冊も扱っていたはずだ。その中の一冊、またその中の一部にボクの描いた住宅が載っていた。
その頃はもうとうに、郊外型大型書店が少し離れた場所にオープンしていた。それで、そのおじさんは、店を畳まなければならなくなったのだ。
このオレも、ボクが初めて載ったその本を、大型書店で購入していた。
なのに、
それなのに、その街の小さな書店のおじさんは、その雑誌をとっておいたのだ。
オレが来たら、良かったな、とでも言おうとしていたのだろうか…。
元店主は、何事もなかったかのように、バイクに乗って去っていった。
有難うございますと深く礼をし、小さなバイクが見えなくなるまで、事務所前の道端で見送った。
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